エクスプローラーでFTPサーバーを管理する

一方で、Windowsストアアプリでは、「mFTP」を使って、ダウンロードやアップロードをすることが可能ですが、フルスクリーンアプリに慣れていないと、ちょっとしたことでストレスがたまります。

そういう方には、Windows標準のエクスプローラーを使ってFTPサーバーを管理するのも一つの方法です。

使い方は、とても簡単です。

(1)マイコンピュータ（画像では「PC」）をクリック


(2)右クリックで「ネットワークの場所を追加する」ウィザートを起動

(3)「次へ」をクリック

(4)「カスタムのネットワークの場所を選択」をクリック


(5)ftpサーバーのアドレスを記入
※ftp://から記入します


(6)「匿名でログインする」のチェックを外して、ユーザーアカウントを記入

(7)エクスプローラーで表示する名称を記入

(8)エクスプローラー上の「PC」＞「ネットワークの場所」にサーバーが追加されます

以上です。

これだけで、エクスプローラーからFTPサーバーの内容を参照、ダウンロード、アップロードが可能です。

なお、この方法が使えるのはFTP方式だけで、SFTPなどの接続方式では使えません。

エクスプローラーから直接ファイルを開いたり、画像をプレビューしたりすることは出来ませんが、一度デスクトップにダウンロードして、それからhtmlファイルやCSSファイル、phpファイルなどを編集。そのままエクスプローラーにドラッグ＆ドロップすることでサーバーにアップロードという方法が出来るので、これまでのFTPクライアント＆テキストエディタで行っていた作業に比較的近い方法を再現出来ます。

先日、FTP＆テキストエディタアプリの「codeanywhere」をご紹介しましたが、複数ファイルを一気に編集したり、ディレクトリを行き来しながらの作業はやはりデスクトップアプリのほうが便利。


エクスプローラーでは、「既定のアプリケーション」を設定出来るので、ファイルをクリックしたら、お気に入りのテキストエディタで編集するようにひもづけておけば、右にテキストエディタアプリ、左にデスクトップを表示するようにして、同時に開いて作業をすることも可能。

使える専門的なアプリがまだまだ少ないSurface RTですが、使い方次第で便利で軽い、長時間使えるモバイルPC&タブレットに進化出来ますね。