Surface RTは仕事で使えるか？２週間チャレンジ！ 1日目

バッテリは6時間以上持つ

まず、一日使ってみて感じたのは、バッテリの持ち。ディスプレイの輝度を60%ほどに設定して、常にネット接続をしていて、バックグラウンドでは音楽を流したり、メールを大量に受信したりと、かなり重めの作業をしていましたが、それでも連続使用で6時間以上経って、バッテリ残量は残り9%。大容量バッテリを搭載しているMacBook Proでも4時間がいいところなので、Surface RTが、いかに省電力かがわかります。

モバイル端末としては、「軽さ」「薄さ」にと同じくらい大事なのは「稼働時間」つまり、バッテリの持ちです。Surface RTについては、プリの制限など以外、ほぼPCと同じ感覚で使えるにも関わらず、モバイル性能としては、先行して発売しているiPadやAndroid端末と同等という印象を持ちました。これはかなり素晴らしい点ですね。

ほとんどのサイトはPCと同じように使える

先日、Microsoftが公開したIE10のアップデートによって、ほとんどのサイトでFlashが表示できるようになったことも効果あってか、日常使っているサイトはほぼすべて、問題なく動きました。参考までに、下記のサイトで試しています。

• Yahoo! JAPAN
• Google
• Blogger
• Google Analytics
• Google Adsense
• Google Adwords
• Gmial
• Dropbox
• Evernote
• Godaddy
• Outlook.com

本日利用したサイトのほんの一部ですが、有名なところをピックアップしてみました。Google Anlyticsなどは、動作から見ても相当マシンに負担をかけるイメージでしたが、案外すんなり動いてくれました。ただ、一部サイトで紹介されている通り、Surface RTに搭載されているWindows RT向けIE10はJavascriptの処理が非常に苦手で、iPadの1/3程度、iPhone4Sより若干劣る程度の処理性能らしいので、Javascriptの処理は遅いです。

特に、メールアプリでGmailのメール約2万通をローカルにダウンロードする処理をバックグラウンドで走らせながら、作業していた時はIE10が固まることがありました。逆に、Yahoo! JAPANなどのライトなサイトの場合はとても高速に処理をしてくれて、タブレット端末であることを忘れてしまうほど。、Surface RTとIE10自体は高性能なのですが、やはりJavascript周りが弱いのでしょう。ここはIE10の改善や、今後リリースされるであろう、Windows RTのメジャーアップデートに期待しましょう。

エクセルも問題なし。デスクトップモードで横並び表示が快適

Surface RTはタブレットでありながら、従来のPCと同様にデスクトップモードがあります。デスクトップモードでは、一部のMicorsoftの純正ソフトしか使えませんが、IE10のウィンドウを二つ並べたり、エクセルとIE10を並べたり、本当に普通のPCのように作業が出来ます。今日はほとんどデスクトップモードで仕事をしていました。

メールアプリはメトロスタイルの全画面アプリなので、横並びにするにはメールアプリ画面とデスクトップモード画面を左右に割るしかないですが、それでも非常に便利。実際使ってみると、新着メールは通知してくれるので、メールアプリを常に画面に出しておく必要は案外ないんですよね。バックグランドでしっかり受信してくれるので、実用途としては全く問題ありませんでした。

今日は初日ということで、ライトな作業を中心にしてみました。一日、Surface RTだけを使っていましたが、ライトな作業であれば全く問題ということがわかったのは非常に大きな収穫です。間違いなく、MacBook Proのサブマシン、外出時や出張時のメインマシンとして活躍してくれそうです。

明日はもう少し重めで専門的な作業にチャレンジしたいと思います！