Surface RTは仕事で使えるか？２週間チャレンジ！ 3日目

Webサイト制作環境の揃え方はこちらの記事を読んで頂くとして、実際のコーディングも比較的順調でした。心なしか、英語が主体になるコーディングのほうがミスタイプが少ないような気がします。あまりにミスタイプが少ないので「ひょっとしたら、Touch Coverのドライバが後ろ側で単語予測をしてミスタイプを回避してくれてるのかも？」と疑ってしまいました（汗）

残る問題は通信周りですねぇ。FTPでの通信はセキュリティ的に怖いのでSFTPが必須。海外の掲示板を見ても、SFTPアプリは熱望されているようなので、早く出てくれることを願います。

サイト管理周りでいうと、Wordpressのテンプレートの編集をしましたが、全く問題なく出来ました。iPad miniでも同様の作業したことがあるのですが、iOS向けSafariではWordpressの管理画面がちゃんと動いてくれなくて（Ajaxで描写している部分がうまく表示できない）全く作業出来なかったんですが、Surface搭載のIEは基本的に普通のWindowsのIE10と同じなので、動作も問題なし。一瞬タブレットで作業していることを忘れてしまうほどでした。

本格的なサーバー管理でいうと、AWS（Amazon Web Serice）のコンソールでサーバー設定をいろいろとしたのですが、こちらはさすがにJavascriptバリバリのサイトなので、重い。。。一瞬固まったのかと思うと数秒後に表示されたりと結構使いにくかったです。Javascriptの場合はバックグランドで密かに通信していることが多いので、ブラウザのローディングがくるくる回ってくれず、ステータスがわかりづらいことも大きな要因の一つかと思います。ここはIE10のアップデートに期待するしかないですね。Surface RT向けのIE10は、Javascriptの処理以外はほぼ完ぺきな動きをしてくれます。

今日は結構本格的な作業もSurface RTで行ってみましたが、動作速度は全くと言っていいほど問題ありませんでした。問題となるとしたら、やはりアプリなんだなぁと痛感しました。しかし、前情報として聞いていたほどアプリが少ないという感じは3日目でも感じてはいません。Microsoftがガチガチにアプリの制限をしているという声もあるようですが、iOSなんかは、アプリが内部ストレージにアクセス出来ない、出来てもカメラロールくらいという本気のガチガチ加減ですから、Windowsストアのアプリはストレージにも自由にアクセス出来て、自由度はあると思います。全画面前提のメトロスタイルになるのも、画面を並べてしまえば問題ない気がします。

まだまだ3日目ですが、思ったより大きな挫折なく、メインのMacBook Proは使わずに、Surface RTで業務をこなすことが出来ています。専用アプリを業務で使う必要がある方は難しいかもしれませんが、ちょっとした外出や出張時のメインマシンとしては、筆者の用途では十分レギュラーでいけると感じています。